四十肩・五十肩の初期の頃は夜間痛に悩まされる方が多いです。
痛み止めも効きにくく、ソファーで座る姿勢が一番楽なので、 睡眠不足になる方が多いですね。
ただ、四十肩・五十肩の夜間痛は睡眠薬が効きにくいです。
睡眠不足による回復の遅れも見られます。
夜間痛の原因は2つあります。
1.筋肉の問題
肩甲骨についている棘下筋などの筋肉に負荷がかかり起こる
棘下筋などの筋肉から夜間痛になる場合は、横向きで寝ていることで、棘下筋が知らず知らずのうちに長時間伸ばされて痛みとなり、夜間痛となります。
2.血流の問題
腕の骨に入っている動脈と静脈の骨内圧の関係で起こる
肩まわりの筋肉が緊張してくると、骨に入っていく動脈と骨から出ていく静脈が筋肉により圧迫を受けます。
動脈は弾力性のある血管なので、こういった圧迫には 強く正常に血液を流し込んでくれますが、静脈は圧迫に弱く 骨に入った血液を外に出す事ができなくなります。
骨の中には血液が溜まりこんでしまうこととなり、骨内圧が上昇し夜間痛になります。
夜間痛の予防方法
夜間痛は、就寝時に腕の重みで 筋肉が引っ張られる事で起きます。
出来るだけ肩まわりの筋肉が、 就寝時に引っ張られないようにしなくてはいけません。
冬場でしたら、電気毛布を使って温めながら寝るとうずきが改善されます。
また、抱き枕を使って、横向きで寝ると負担も減ります。
ぜひお試しください。
メディカルケア羽曳野治療院
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