なぜ治せる整骨院と治せない整骨院が存在してしまうのか。
なぜ保険が効いて安い整骨院と保険を効かせていない高い整骨院が存在するのか。
一般の患者さんからすると疑問じゃないですか？
まず始めに整骨院を開業するには柔道整復師という国家資格が必要です。
最低でも３年間学校に通って国家試験を通らないと免許がもらえません。
しかし、あまり知られていないかもしれないですが、
※柔道整復師の学校では腰痛の治し方は教わりません。
教科書にも載っていないですし、授業でも習いません。
もちろん肩こり・寝違え・五十肩・坐骨神経痛・頭痛・膝の痛みの治し方や骨盤矯正のやり方なども教わることはありません。
そもそも柔道整復師の学校での実技は包帯の巻き方や脱臼や骨折の整復の仕方くらいしか習いません。
ですので、学校で習った知識しかない先生が整骨院を開業して、腰痛の患者さんを施術する際は一般的には手技療法という名のマッサージを施します。
そしてケガをしていないのに腰を捻挫したことにして保険適応にします。
整骨院で柔道整復師が保険適応にできるのは急性もしくは亜急性の外傷のみです。
つまり慢性的な症状に対して治療費を保険組合などに請求する行為は不正になります。
しかし、なぜ多くの整骨院は不正をしてまで保険診療をするのか。
もちろん全員ではないですが、保険で施術している多くの先生は、患者さんの痛みや不調を治してあげられるだけの技術や知識を持っていません。
保険で安く施術をしなければ患者さんが通ってくれないので不正請求をしてでも通ってもらうのです。
そして何回通っても治らないので、安い保険が効くマッサージ屋さんに成り下がります。
逆に治せる先生は学校を卒業してから、実際に治せるようになるための技術を習得するために時間とお金を投資して、保険適応外の技術の勉強をします。
だから治せる技術があります。
もし今身体の不調があり慢性的な症状でも保険が効く整骨院に通っている方がいましたら、施術する先生に聞いてみてください。
『なんで身体って痛くなるの？』そして『通い続ければ治りますか？』 と聞いてみてください。
もし先生が即答できなければ、その先生にはその不調を改善させる技術はない可能性が高いです。
開業している整骨院だからといって、どの院もしっかりとした技術を学ばれて真面目に施術に取り組まれている先生ばかりでもないですし、逆に本当に勉強熱心で患者思いの素晴らしい先生もいます。
今あなたが通っている整骨院または整形外科または整体院の先生は本当に治す技術はありますか？
少し考えてみてくださいね(^^)
