膝痛は「軟骨のすり減りが原因」 「骨の変形が原因」とされるのが一般的ですよね。
でも、そもそも「なぜ、軟骨が減ってしまったのか?骨が変形してしまったのか?」
これについて、考えたことはありますか?
これについて教えてもらったことってありますか?
軟骨や骨は理由もなく変形することはありません。
それらが変形するからには膝関節にそれ相当の負荷がかかっていたと考えられます。
となると、その負荷は骨や軟骨以外にも影響していると考えられませんか?
膝の関節は骨と軟骨だけで構成されているのではなく、筋肉や靭帯、滑膜なども関節を構成している要素です。
これらの組織にも、同様の負荷が加わっていたらどうでしょうか?
骨が変形するほどの負荷なのだから、これらの組織にも影響しているはずです。
そうです。
この負荷による影響こそが痛みの正体です。
つまり、筋肉をはじめとする軟部組織への負担が痛みの原因になりやすいのです。
では何故、骨の変形や軟骨のすり減りが痛みの原因にはならないのでしょうか?
それは、骨や軟骨(半月板含む)には痛みを感じる神経が元々存在しないからです。
これは、髪の毛や爪と一緒で痛みを感じる神経が無いのだから骨が変形しても軟骨が減っても痛くないのです。
※半月板損傷もそれ単独で痛みにつながることはありません。
ですから、痛みの原因が骨や軟骨にあるというのは見た目からそのように解釈しただけに過ぎず、生理学的には間違った解釈になります。
したがって、あなたの膝の痛みが「骨や軟骨の変形によるもの」と診断されていたとしたら、レントゲンには写らない筋肉等のトラブルは見逃されている可能性が高いと言えます。
本当は、更になぜそういった負荷のかかり方になっているのか?
これが根本的な所ですので本当の意味での改善はこの原因を変えていかなければいけませんがね。
しかし、大半の医療機関ではまずやらないといけない筋肉の処置が行われていないため、膝痛は基本的に悪化の一途を辿っているが現実です。
また、膝関節痛の治療として、日本では整形外科でヒアルロン酸注射をすることがよくあります。
しかし、アメリカではヒアルロン酸の関節内注射は推奨されていません。
これは、ヒアルロン酸注射に優位性が認められなかったからです。
当然ながら、コンドロイチン、グルコサミン等を含む健康食品に効果がないのは言うまでもありません。
メディカルケア羽曳野治療院
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