ぎっくり腰の間違った常識

腰痛のときこそ「積極的に動かす」ということと、「恐怖心をコントロール」する点にある。

どういうこと?

 

 

まずギックリ腰といえば「安静」と思い込んでいないでしょうか。

 

しかし最近の医学界では、痛みがあっても「できるだけ動くこと」「活動的に過ごすこと」が大切です。  

 

あなたは次の3つのうち、どれがもっとも早く腰痛から回復すると思いますか?

 

(1)2日間、トイレ以外はベッドで安静 

(2)腰を前、横、後ろの各方向にゆっくり動かす運動を理学療法士が指導 

(3)痛みの範囲内でなるべく普段通りに過ごす

 

 

正解は(3)。

 

フィンランドの研究では、腰痛を発症した人を上記3つの群に分けました。その結果、(3)群の患者たちは、腰痛を発症したあとも、腰痛が持続せず、仕事への支障、欠勤日数がもっとも少なくて済んだといいます。

 

ではなぜ多くの人が慢性的に腰に痛みを抱えてしまうのか?

 

それは痛みを“脳”で感じているからです。

 

その痛みは「恐怖心」が生み出していた!

 

この「恐怖回避思考」は、ギックリ腰など、腰の痛みを発症すると悲観的な感情、腰を守らなければという、過剰な警戒心を持っています。

 

「また腰痛になったらどうしよう」との思いが頭を占め、腰をかばいがちな生活になってしまい、その結果、体が硬くなって「痛み過敏」の傾向が強まるという悪循環ですね。

 

寝ていても良くなりませんよ(^^)/意識して動きましょう!!

 

 

 

 

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